カビでお悩みの方に知ってもらいたいこと
カビ、除去しても除去しても除去しても、発生してくる。
どうせ、生えてくるからと思っていませんか?
そうです。
生えてきます。
草と同じようにカビも○○を繰返し、生えてきます。
全く、草が生えてこない除草剤が発明されていないように、
カビも草と同じように生えない除去剤は今のところ、発明されていないようです。
しかし、きちんと除去、管理すればカビの発生を最小限に防ぐことは可能です。
例えば、草を釜で刈るのと、根っこからぬいてしまうのでは、根っこから抜く方が草が生えてない状態を長く保つことができます。
また、種や根がなければ、そこに草は生えません。
例えば、“ひまわり”の種を分解して土に植えたとして、種が分解されてしまっていれば、ひまわりは発芽することができません。
カビも胞子(種)も一緒です。
FRS工法の溶剤は、カビの菌糸や胞子を分解し、カビを除去するので、カビを長期にわたって発生させないのです。
カビも同じです。
【その汚れは本当に汚れ?】
施設内などで壁面や天井が黒くなっていることがあります。コンクリートなども黒くなっていますね。
“それ!!カビかもしれません”
※カビの場合は、ふき取り検査の値が10,000RULを超えます。すごく黒くなっていても、汚れの場合は、高くても5,000RLU超えることは稀です。
【そこも実はカビだらけ】
皆さんがカビと認識している部分は、実は胞子の部分。タンポポでいえば、綿毛の部分。
綿毛の部分が見えてはじめて
“あ!カビが!!”
と、認識するわけです。
実は、黒い部分だけを除去しても菌糸が張り巡らされていて、《すでにカビだらけ!!》と、いう事もあります。
目に見えないカビだからこそ弊社では、可視化できるよう、機器を使用して、できるだけ効果的なカビの除去ができるように工夫を凝らします。
カビ対策に重要なことはカビの種類を特定してから対策を打つこと!
「カビの種類とかわかっても意味ないでしょ。」と、思っている貴方、実は意味があるのです。
そこにどんな種類のカビが生えているかということを調べることにより
カビ発生元の有効なカビ対処方法を導きだす事ができる可能性が大きくなるのです。
ちょっと古い話になるのですが
2012年4月15日スタート日曜よる9時に放送された中居正弘さん主演のドラマ「ちょこざいくんこと『ATARU』」で、洗面所に生えているカビと浴室に生えているカビの種類が違うことを発見して、難事件が解決するという話がありました。
その話の中で、私たちが施工時に検査するとよく見られる
《アルタナリア》《アスペルギルス》
というカビの名前が出てきたことにすごく驚いたことを思い出します。
・窓際に生えているカビ
・部屋に生えているカビと入口に生えてるカビ
・廊下に生えているカビ
種類が同じなら、経路も同じと考えられます。
もし、窓際と、廊下、入口のカビの種類が違うのなら
・窓際から入ってきたカビ
・廊下から入ってきたカビ
経路は2種類だという事がわかるのです。
なので、
・この場所においてある荷物はどけてみましょうか?
・ここに送風機をおきましょうか?
という風に、お客様と一緒に、カビ対策をしていくことで、
「可能な限りカビを増やさないようにしていく」ことができるようになるのです。
かびは、生き物ですから、お客様にもカビの特性を知って頂いて、一緒に、メンテナンスをするのが一番大切になります。