カビ除去施工(FRS工法)

カビを根元から除去!!

FRS工法とは、カビを根元から死滅させ、除去することで衛生的な環境をつくる工法です。
また、防カビ処理を行い、長期間のカビ(真菌)の発生を防止することもできます。

一般的によく行われるカビの殺菌剤や漂白剤を使って、ブラシなどでこすり落とす方法ではありません。
壁や木材等の材料内部に特殊洗剤を浸透させて洗浄剤の力でカビ(真菌)の核菌を分解し、元から取り除き、根絶する方法です。

1.専門技術で施工!

長期に渡って効果が持続。1年間はメンテナンスを行います。

2.人体や動植物・環境への影響が少ない薬剤を使用するので安心!

カビ除去施工に使用する特殊洗剤の成分は、食品添加物に使用されている物と同じ成分を使用していますので、人体や動植物、環境への影響が少ない洗浄剤です。

3.施工時間が短い

宿泊施設や介護施設の浴室では、午前中に施工を行うとその日の夜には使用可能になります。(ただし、浴室の大きさによっては1日で終わらないことも稀にあります。)

施工対象物

ビル・マンション・一般住宅・ホテル・病院・施設・食品工場・加工施設・温泉・店舗・公共施設・   浴室・台所・厨房・トイレ・塀・看板などの内・外装全般

施工対象材質

コンクリート、タイル、サイディング、石材、クロス、墓石など多種多様な材料に対応できますが、施工できない材質もございますので、まずはご相談ください。

カビのお悩みの多い場所

  • 浴室・トイレ・洗面台等の水回りのカビ
  • 各種施設の調理場(キッチンスペース)
  • 珪藻土の壁面
  • 聚楽(じゅらく)の床の間
  • 天井
  • 通路や部屋の壁
  • 壁面のクロス張替えの際の下地に発生したカビ
  • リフォームの際に気付いた床下・壁面のカビ

上記のような場所のカビでお困りの場合は、お気軽にご相談ください。

FRS工法の施工例(Before⇒After)

スーパーの天井のカビ

スーパー天井施工前
▲ 施工前
スーパー天井施工後
▲ 施工後

珪藻土壁面カビ

▲ 珪藻土壁面の施工前
珪藻土壁面施工後
▲ 珪藻土壁面の施工前後

玄関柱のカビ

▲ 玄関柱デモ施工
▲ 玄関柱デモ施工箇所

畳のカビ

畳施工前
▲ 畳施工前
▲ 畳施工後

窓枠のカビ

▲ 窓枠の施工前
▲ 窓枠の施工後

風呂換気扇内部のカビ

▲ 風呂換気扇内部の施工前
▲ 風呂換気扇内部の施工前

木材壁面のカビ

▲ 木材壁面の施工前
▲ 木材壁面の施工後

浴室天井のカビ

▲ 浴室天井の施工前
▲ 浴室天井の施工後

聚楽床の間のカビ

▲ 聚楽床の間の施工前
▲ 聚楽床の間の施工後

聚楽壁のカビ

▲ 聚楽壁の施工前
聚楽壁施工後
▲ 聚楽壁の施工後

聚楽壁のカビ

▲ 聚楽壁の施工前
▲ 聚楽壁の施工後

カビの生える仕組み

▲ 浮遊真菌(カビ)が外壁に着床・生育する過程

カビの種類と特徴

カビ(真菌)は、本来土壌の中に他の微生物と共存し、植物などに寄生していました。成長すると、胞子を空気中に飛散させ、塵や水蒸気などに付着して、空中を移動し、あらゆる物に付着増殖します。この付着増殖した胞子は、カビ菌糸の摩擦により静電気を出して、さらに、汚染物質を吸着させ、コロニー(集落)を拡大させていきます。
このカビ(真菌)の胞子を人間が吸い込む事により、アレルギー性疾患の抗原体(アレルゲン)となって、気管支喘息や、アトピー性皮膚炎、花粉症、鼻炎などを惹き起こしたり、真菌症の原因となります。ちなみに風呂タイル目地など黒くなっているカビ(真菌)は、1cm2当たり40億個の胞子を持っていると言われます。

【カビ(真菌)の生育条件】

温度=0〜50℃   適温は20〜28℃(70℃以上でも死滅しないものもある)
湿度=70%以上  PH=4〜8の微酸性 酸素=好気性で、酸素が欠乏すると死滅する
栄養=有機物質では糖分などの炭水化物や脂肪類、
無機質では、窒素化合物、硫黄、リン、その他金属及び微量生育因子

よく見かける主なカビの種類と特徴

クラドスポリウム属
クロカワカビ

黒色、黄緑色、緑色

ビニールクロスやタイルの目地・壁面などからよく検出される。
水廻り等、湿度の高い条件でよく発育する。

アルタナリア属
ススカビ

黒色、灰色、暗褐色

種々の食品、空気中などの生活環境に広く存在する。
一部の防カビ剤や紫外線に耐性があり、屋外でも発生する。

アスペルギルス属ニガー
クロコウジカビ 

黒色

劣化、汚染、アレルゲン、真菌感染症などの被害がある。
乾燥に強く、湿気の少ない和室などの環境で良く検出される。

ペニシリウム属
アオカビ

緑色

劣化、汚染、アレルゲン、真菌感染症などの被害がある。
乾燥に強く、外壁や屋外の看板、和室などの環境で良く検出される。

施工の流れ

1.お問合せ

お気軽にお電話・メールなどでお問合せください。
ご要望をお伺いしたのち、ご訪問の日時・現場調査の有無などご相談致します。

2.打合せ・現場調査

お約束いたしました日時に弊社担当がご訪問致します。
ご納得いただければ、改めて施工日に関する打合せを致します。

3.ご提案・お見積り・施工日程の調整

現場調査をもとに、液剤・施工方法を決定し、お見積り提出致します。
ご納得いただければ、改めて施工日に関する打合せを致します。

4.施工

施工専門のスタッフが施工し、施工完了後仕上がりをお客様にご確認頂きます。
必要であれば、施工報告書(※有料)を作成し提出致します。

5.施工完了

その後、メンテナンスなどがあればご対応いたします。 必要であれば、施工後検査(※有料)を行い、菌検査報告書(※有料)を提出致します。